隕石と探査機「はやぶさ」との関わりとは

隕石と探査機「はやぶさ」との関わりとは

 

探査機「はやぶさ」は小惑星から
世界で初めてサンプルを持ち帰った
日本の探査機です

 

 

探査機「はやぶさ」が降り立った
小惑星の名前はイトカワです

 

 

小惑星イトカワは、地球と火星に
比較的近い軌道をまわっている
小惑星です

 

 

 

探査機はやぶさが小惑星イトカワに
着陸したときの地球との距離は
およそ2.6億kmで、新幹線だと
だいたい150年かかる距離です

 

 

探査機はやぶさは何をしたのか?

 

それは、

 

イオンエンジンで、惑星と惑星の間を初めて移動した

 

月以外で初めて天体に着陸してサンプルを世界で初めて持ち帰った

 

 

イオンエンジンというのは、推進剤のキセノンガスを
陽イオン化させて、電磁気力によって加速させるエンジン。

 

イオンエンジンは、急激に加速させるのではなくて
ゆっくりと少しずつ加速させるエンジンで、

 

力は息を吹きかけた程度に弱いけど

 

大きなメリットは、とっても燃費がよくて
1年、2年と数年間もずっと走り続けることが
できるマラソン選手みたいなもの

 

 

探査機「はやぶさ」は、最初に地球に戻る
予定よりも3年もオーバーしましたが、
イオンエンジンが長い期間使えるので、
予定を3年超えても地球に帰ってくることができた

 

このイオンエンジンは、今後の探査機のメインに
なりつつあり、探査機「はやぶさ2」も
イオンエンジンを使っている

 

 

これまで月以外の天体に火星などには
着陸はしてましたが、
天体に着陸してサンプルを持ち帰ったのは
探査機はやぶさが世界で初めて。

 

 

手に入る地球外の物質としては、
隕石がありますが、

 

隕石はどこから来たのかはっきりとわかっていなかったり
地球上で落ちた時に、水や風などの
影響で変化しているので、情報の質が悪かった

 

 

しかし

 

探査機はやぶさが小惑星のサンプルを
キレイな状態で持ち帰ったことで
太陽系ができたときの初めの頃の情報を
手に入れることができた