火星のような大きな天体から
隕石として落ちてくるとは昔は
考えられていなかった。
しかし、SNC(スニック)隕石と呼ばれる
隕石グループは、
ほとんどの隕石ができたのが46億年前に
対して、SNC(スニック)隕石は
13億年前と他の隕石に比べて若い。
これは、13億年前まで火山活動の
ある天体で隕石ができたことを意味している
13億年前まで火山活動をしているような
大きな天体は、小惑星帯にはなくて
金星や火星のような大きな天体起源で
あることを示していました
さらに、1976年にアメリカのヴァイキング探査機が
火星の表面で測定した窒素とアルゴンの
同位体組成が、SNC(スニック)隕石のものと
一致しました。
これらのことから、SNC(スニック)隕石は
火星から来たと考えられています
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