隕石は宇宙を漂っている
石やチリが地球に落ちてきたものです
隕石と言ってもその起源はさまざまで
一番多いのが、火星と木星の間にある
小惑星帯の小惑星や微惑星からが
ほとんどです
隕石は小惑星のほかにも、火星や月、
彗星起源のものがあります
火星や月は小惑星に比べてかなり大きく
重力が強いので、隕石として地球に
降ってくるのはかなりレアです
なぜなら、火星や月の重力を
逃れるような大きな衝突がない限り
隕石として地球に落ちてこないからです
そのため、月や火星の隕石を発見した場合、
ものすごい高い値段になります
地球外の物を手に入れるには、
自然的に地球に落ちてくるのを待つか
昔に落ちてきた隕石を見つけるしかありませんでした。
しかし、最近の科学の進歩で
1960年の終わり~70年代にかけて
アメリカのNASAのアポロ計画で
人類が月に降り立ちました
このアポロ計画で月の石を手に入れてます
そして、2007年位ににアメリカのNASAの
スターダスト計画で持ち帰った彗星のチリ
これは、彗星の後ろに探査機がはりついて
彗星からこぼれ落ちるチリをはえたたきのような
スポンジでチリを捕獲して地球に持って帰ってきました
そして2010年に日本の探査機はやぶさが
持って帰ってきた小惑星イトカワのチリ
これは、探査機が小惑星に降り立って
世界で初めて取ってきたチリになります
アメリカの彗星のチリは、捕獲するのに
シリカでできたスポンジのようなもので捕獲
したのですが、
その捕獲時に、チリがスポンジと衝突して
高熱を受けてしまっていました
そのため、チリの保存状態としてはイトカワの
チリの方が保存状態がいい状態です
現在、探査機はやぶさ2が小惑星に
向かっている途中で、2018年に小惑星に着いて
2020年に地球に戻ってくる予定です
日本以外にもアメリカなど宇宙の石を
持って帰ってくる計画が現在進行形でおこなわれています
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