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隕石 関連 用語集カテゴリー

コンドリュールとは

コンドリュール(chondrule)画像  
コンドリュールの電子顕微鏡画像

◆コンドリュールとは、主にケイ酸塩鉱物(カンラン石、輝石)から成る、
 直径約1mm程度の大きさの小球体

◆コンドライト組織の大半を占める主要な組織

◆形が球状であること、急冷組織、ガラス、溶けた残りの結晶の存在などから重力のきわめて小さな環境で、ケイ酸塩鉱物の集合体が何らかの加熱現象により溶融したものと考えられている

◆原始太陽系星雲中で形成したと考えられているが、その熱源はいまだ不明のまま

 

コンドライト隕石

コンドライト隕石は、上の画像のように1mm程度の大きさの丸い粒を保有しているのが特徴です。
隕石全体の組成が太陽大気の組成に非常によく似ており、全体が溶けるほどの溶融を受けていないません。
その為コンドライト隕石は、46億年もの間大きな化学変化をせずに、太陽系が形成された初期の情報を保持している重要なサンプルです。

隕石の分類

 隕石は主に3つに分類されます

1.石質隕石
 主にケイ酸塩鉱物から形成
 さらに1mm程度の大きさの球状のコンドリュールを含むコンドライト
 (chondrite)と含まないエコンドライト(achondrite)に分類。

2.石鉄隕石
 ほぼ等量のFe-Ni合金とケイ酸塩鉱物から形成している隕石。

3.鉄隕石
 主に金属鉄(Fe-Ni合金)から成る隕石。
 数百万年の時間スケールでの冷却によって生じるウィドマン=
 シュテッテン構造が特徴的な模様として現れる。

隕石とは

 隕石とは、地球外から飛来する固体物質の一つ。
地球大気圏突入時に大気との摩擦で表面が溶融するため、黒っぽい溶融皮殻で覆われている。隕石の大きさは数μgの超微粒子から数十トンの巨大な隕石まであり、、1ミリより小さい物は宇宙塵として分類。

 隕石の重要な特徴の一つは手にとって調べる事ができる物体のうちで最も古い物で、原始太陽系惑星の起源と惑星初期進化を唯一記録しており、その形成年代は46億年と古い。

 隕石の多くは、火星と木星軌道の間の小惑星帯の小天体に起源があるとされている。こうした小天体では、内部に熱を溜めるほど大きくないので隕石は溶融を受けておらず、そのため隕石は始原性と初期の年代を保存している。

 隕石の研究はさまざまな分野に影響を与えていて、星の中での元素合成の理論の基礎になっていたり、地球の内部構造は隕石から推定されている。また隕石には有機化合物も含まれており、生命の起源の解明にも影響を与えている。

 このように隕石は、太陽系の誕生時を解明する貴重な試料として、「原始太陽系のロゼッタ・ストーン」と呼ばれている(ロゼッタ・ストーンとは、重要なキーとなるものを指す)